災害に対する備え

 災害時に「いのちを守る」ため、知っておきたいいくつかの知恵をご紹介します。これらの知恵は、自分の知識としてだけでなく、周囲の人と共有しておくことが大切です。

○地震がきたら、大きな家具から離れ、衝撃や落下物から、まず頭を守る。

 火元の近くにいる場合は火や暖房器具を消し、扉を開けておく。

 屋外にいる場合は、ブロック塀や自動販売機など、倒れやすいものから離れる。

 

〇エレベーターの中で地震が起こった場合は、速やかにすべての階のボタンを押し、脱出する。

 

〇家から外に避難する場合は、通電火災を防ぐために、ブレーカを切っておく。

 

〇火災が発生した場合は、大声で近隣の人に「火事だ!」と知らせ、初期消火をする。大きな火災の場合は、消火をするよりも、周囲に火が出ていることを知らせながら「逃げる」ことが大切。

 

○揺れがおさまったら、津波の危険が予測される場合は、急いで高い場所に逃げる。ビルの1階が3メートル強なので、5メートルの津波だと、1階は水につかる。10メートルの津波で2~3階が水につかる。

ただし、地形や津波の流れによって高さが変わるので、できるだけ高台や高いビルに避難する。

 

○常に同じ避難所を目指すことが安全とは限らない。

災害の種類にもよるが、風水害の場合は、無理に屋外に出ていないほうが良いこともあり、河川には絶対に近づかない、河川から離れた場所に避難することが大切。

 

○1つ目の揺れ、1つ目の津波が1番大きいわけではないため、大丈夫そうだと思ってもすぐに移動しない。

 

○家族も自力で逃げていると信じ、家族をすぐに探しに行かない。連絡に時間をとるより、先に自分の身の安全を確保する。

安全が確保できた時点で、「災害伝言ダイヤル」や「災害伝言版」などを使い、家族にメッセージを残す。

 

○渋滞で動けなくなることも多いため、車での移動は避ける。

 車での移動中に地震があった場合は、ハザードランプをつけ、速やかに減速・停車する。

 救急車両が通れるように、キーをつけたまま車を離れる。

 

○普段から少しずつ意識して災害への備えをする

・避難経路や避難所の確認

(実際に歩いてみることが大切。)

・自宅の安全性・耐震性の確認

・待ち合わせ場所や連絡方法などを家族で決めておく

・防災訓練や避難訓練に参加する

・家具の転倒防止

・水の備蓄

・高齢者や幼い子どものいる家庭は、災害時に預かってもらう場所の確保 など