災害後の感情

 

  • 引き起こされる感情は、圧倒されるほど脅威的なものに感じるかもしれません。自分が生きていることに対しても、強い罪悪感を持つこともあります。また、自分の感情をコントロールできず、気が変になったのではないかと思うことさえあります。

  • その時の光景が頭から離れなかったり、何度も繰り返し心によみがえったり(フラッシュバック)、悪夢を見ることもあります。そのたびに恐くなったり、悲しくなったりするかもしれません。

  • 何も感じない、現実感がない、涙も出ない、というような無感覚な状態になることもあります。時には思考が働かなかったり、判断力が低下することもあります。これらは、つらさや恐怖から自分自身を守るために、無意識的に起こることです。

  • 反対に、涙がとまらなくなったり、不満や怒りが抑えきれず、爆発することもあります。怒りは、理不尽な出来事が起こった時に生じるとても自然な感情です。

 災害後のこれらの感情は、非常に苦痛を伴いますが、それらは喪失やトラウマ体験に対する正常な反応です。心が再び落ち着く状態になるまで、このような感情を経験することは、決して珍しいことではないのです。